どうも、だらだらです。
以前の記事に投資において節約は重要であると書いた。
hattatsubirumenn.hatenablog.com
名著『投資の大原則』でも、第一章に節約を持ってきている位で、家に例えると節約は基礎に当たると言っても過言じゃない。
ただ、節約の情報は野菜を安く買う方法みたいな断片的な知識が多く、体系的な知識が身に付きにくいと思っている。
なので、今回は節約について体系的になる様に僕なりにまとめてみようと思う。
目次
節約は目標を決める事から始まる
投資でもそうだが、節約も始める前には目標を決める事が重要だ。
なぜなら、目標なき節約は往々にして続かないからだ。
過度な節約で疲れて辞めてしまったり、逆に面倒くさくて辞めてしまったりする。
節約は長期的に継続しないと成果が見えないから、ゴールまでの道筋が見えないと継続ができないのだ。
だから、節約には目標が必須だという訳だ。
さて、具体的な節約の計画の立て方だけど、そんなに難しくない。
節約は支出を減らす事なので、自分が達成したい支出額をそのまま目標にすればいい。
ただ、注意してほしいのは過度な節約目標にしないと言う事だ。
いくら自分の望み通りの金額にしていいとは言え、過度に高い目標は絶対に続かないからおすすめできない。
先ほども言った通り、節約は継続する事が一番大事だ。
もし、初めて節約をするなら自分の家族構成の平均支出額位から始めるのがいいのかなと僕は思っている。
計画は立てない方がいい
目標を決めたら次は大体計画を立てるものだけど、節約の場合は計画を立てない方が良いと思っている。
目標と違って絶対立ててはダメという訳じゃないけど、よほど節約の経験が豊富でマメな性格じゃない限りは、辞めた方が良いと思っている。
理由は節約の経験値が低い人の計画は役に立たないからだ。
節約は理論よりも実践だ。
それは、人によって生活環境が異なり、理論通りに進まないからだ。
だから、いくら本やネットで節約の知識を身に付けてもあまり意味なくて、自分で実践した知識が一番役に立つという訳だ。
それに節約を続けていくと、大体自分に合った節約方法が分かってくるから、計画なんて立てなくても自然と一定の支出パターンになってくる。
実際、僕も支出の計画を立てた事がないけど、毎月の支出は大体決まっている。
そう考えると、計画を立てるメリットってそんなにないのかなと思う。
自動積立を使って貯金を先取りする
支出の目標が決まったら実際の節約に入る訳だけど、ここではその具体的な方法を説明しよう。
その方法とは金融機関の自動積立制度を使って貯金を先取りする方法だ。
証券会社・銀行には毎月一定額を定期預金や投信に引き落としてくれる制度がある。
この制度を使えば強制的に貯金できる為、貯金ができないという事はゼロになるという訳だ。
あとは、生活用の口座に残ったお金で生活すればよいという訳だ。
この方法は確実に節約ができる反面、貯金額を間違えると生活費がなくなってしまうと言うリスクがある。
だから、急な出費に備えて生活防衛資金を用意する事も重要だ。
そうじゃないと急な出費の時に困ってしまう。
その額は人によるけど、大体3~6か月分の生活費でいいんじゃないだろうか。
ちなみに、僕は半年分の生活費で設定している。
そしてもう一つおすすめするのは、金融機関に積立てる貯金額を段階的に増やしていく事だ。
ダイエットと一緒で、最初から高いノルマを設定すると挫折してしまう可能性が高い。
だから、時間をかけて目標に近づけていくようにするといい。
最初は、「今までの生活費 ー 5000円」位に余る貯金額から始めて、慣れたら徐々に増やしていけばいいと思う。
後は目標の支出額になるまで、続けていくのみだ。
支出額の把握は必須
今まで話してきた事を実行すれば、節約を始める事が出来るだろう。
そして、節約を始めた後にも重要な事がいくつかある。
それは毎月の支出額をきちんと把握する事だ。
二宮尊徳も「入るを計って出るを制す」と言っている様に、節約において支出の金額を把握する事は必須事項だ。
支出を管理するのに、支出額が分からないんじゃ適切な節約は絶対にできないし、節約を続けても自分に合った方法が見えてこない。
その支出を管理する方法で一番なのは、家計簿をつける事だ。
家計簿をつければ自分で記入するから、自分の支出状況が頭に入ってくる。
そうすると、買い物をしている時に支出の調整がやりやすくなるのだ。
僕も今月から家計簿をつけているが、効果の高さを実感している。
ただ、家計簿をつけるのは無茶苦茶面倒くさい。
僕みたいな社内ニートならいいかもしれないが、普通の人が家計簿をつけるのはなかなか厳しいだろう。
そう言った人には、クレジット(デビッド)カードで支出監理する事をおススメする。
今のクレジットカードはネットで支出状況を見る事ができるから、使用するカードを一つにすれば全ての支出を一覧で見る事が出来る。
実は僕も先月まではその方法を使って、支出の把握をしていた。
これだと支出額が頭に入ってこないが、必要に応じて見返せばいいので、大きなデメリットはない。
家計簿の労力を考えたら、コスパが最高のやり方だと言えるだろう。
どちらの方法を使うにせよ、支出額の把握は必ずやっておこう。
たまに支出を見直す
支出額を把握するだけでもそれなりの効果があるが、節約の効果をあげるならたまに支出を見直した方がいい。
ただ、よくある節約本の様に毎月見直す必要はないと思っている。
最初の内は3か月に一回、生活パターンが決まったら6か月~1年に一回でよいと思う。
見直す頻度を少なくする理由は、毎月家計を見直すと疲れるからだ。
節約は長期戦だから出来るだけ簡単な方法を取る事が大切だ。
それに来月から改善しようと決めた事でも、それが習慣化されるまでには結構時間がかかる。
だから、毎月確認してもあんまり改善した結果が見えてこず、モチベーションの低下につながる危険性もある。
そう考えると、気が向いた時に支出を見直すくらいがちょうどいいのではないかと思っている。
まとめ
今回の知識について体系的にまとめてみた。
節約の要諦は目標を決める事~家計の見直しのサイクルを繰り返す事にすぎない。
この基本を疎かにして、いくら○○節約法を学んだとしても節約の効率は悪いし、過度な節約によるQOL低下につながる可能性がある。
そう考えると、この方法が一番王道で簡単なやり方なのかなと僕は思っている。
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