どうも、だらだらです。
自慢じゃないけど、僕の投資歴は10年以上だ。
投資は挫折して続かない人も多いから、こんな僕でも結構ベテラン投資家になるんじゃないだろうか?
まぁ、インデックス投資一本だから大した知識はないけど、それでも投資初心者に本を勧めるくらいはできるはずだ。
そんなわけで、今回は僕がおすすめする初心者向けの投資本を紹介する。
目次
真っ先に読むべき本
ここで紹介する本は、投資を始める人なら絶対に読んだ方がいい本だ。
そして、インデックス投資について、ここまで分かりやすく解説した本はなかなかないと思う。
正直、この2冊さえ読めば投資を始められる知識は身に付くはずだ。
『投資の大原則』
この本の著者の2人はインデックス投資の生みの親であり、インデックス投資の神様みたいな人たちだ。
そして、この本はそんな凄い人が投資の基礎知識について、誰でもわかる様に書いた本だ。
実際、この本は200ページ足らずの薄い本で、投資初心者の人でも数時間で読める内容になっている。
(理解するには何回か読む必要はあるけど・・・)
この本の良い所は、投資に必要な基礎知識を全て学べることだ。
分散投資、インデックスの優位性、貯金の大切さなど全ての基礎知識を学ぶ事が出来る。
こんな薄い本を読むだけで難しい投資の基礎を理解できるのだから、本当にすごい本だと常々思う。
ただ、この本にも弱点が一つある。
それは、アメリカの本という事もあって、日本では当てはまらない部分もあると言う事だ。
特に税制面については、日本で当てはまらない事も多く、あまり参考にならないかもしれない。
また、この本は理論の説明に終始していて、実際の投資の始め方までは教えてくれないのも、デメリットではある。
ただ、それらを差し引いても、投資初心者には絶対に読んで欲しい本だ。
『ほったらかし投資術』
この本の著者は山崎元さんと水瀬ケンイチさんで、前者は有名なアナリスト、水瀬さんはインデックスブロガーの先駆者と言ってよい人だ。
特に水瀬さんは金融のプロではなく、一般の個人投資家だから大いに参考になると僕は思う。
この本も投資について分かりやすく説明する本なんだけど、この本の良い所は具体的な投資の始め方に踏み込んで説明している所だ。
特に実行ステップの章では、実際投資を始める時にやるべき事を一つ一つ具体的に、説明してくれている。
どんなに知識があっても、具体的なやり方を知らないとなかなか投資は始めにくいのだ。
ただその代わり、投資理論に関しては一応説明しているものの、ざっくりとしか説明してないから、他の本で勉強するべきだと思う。
だから、この本は『投資の大原則』と併せて読むのがいいと、僕は思っている。
『投資の大原則』が理論本だとしたら、この『ほったらかし投資術』はマニュアル本なので、一緒に読めば理論と実践の両方を学ぶ事ができるだろう。
出来れば読んで欲しい本
先ほどの2冊を読めば、投資に必要な知識は身に付くし、投資を始めるだけなら問題ないだろう。
ただ、投資は知識以上にメンタルの部分も大きいし、株や債券以外の商品知識を持っておくと、投資の選択肢は大幅に広がる。
ここでは、そう言った知識を学ぶのにおススメの2冊を紹介する。
『終わりで大きく儲かる「つみたて投資」』
今まで紹介した本は誰もが勧める本だったけど、この本を勧める投資家はあんまりいないんじゃないだろうか?
この本はつみたて投資・・・つまりドルコスト平均法について書かれた本だ。
他の投資本でもドルコスト平均法の説明はあるんだけど、簡単な説明だから結構理解しにくい。
ここまで分かりやすいドルコスト平均法の本は、なかなかないから平均法を知りたい人は読む事をおすすめする。
この本の素晴らしい点は、シュミレーションを使ってドルコスト平均法を説明している事だ。
シュミレーションでは具体的な数値を出して説明するから、ドルコスト平均法のイメージをすごくつかみやすい。
この本でドルコスト平均法を勉強すると、相場の暴落も怖くなくなるから、メンタル的な部分でかなりのプラスになると思う。
ちなみに、星野さんの本だと一番最初の『半値になっても儲かる「つみたて投資」』が有名だけど、理論的に説明で難しいから、この本の方をおススメしている。
『内藤忍の資産設計塾』【第3班】
この本の一番良い所は、金融商品の説明が豊富な所だ。
普通のインデックス本だと、株・債券・REITしか説明されてない事が多い。
でも、この本はMMFや貸株など様々な金融商品を説明していて、非常に勉強になる。
全部覚えるのは難しいから、一度目を通して辞書みたいな感じで持っておくといいかもしれない。
また、この本はメンタル的な部分も書かれていて、非常に役立つと思う。
ただし、この本の【第4版】を買うのはおすすめしない。
なぜなら、ワイン投資を押している内容になっているからだ。
ワイン投資は難しい投資で、詐欺も多かったりするから、初心者にはお勧めできない。
(実際、内藤氏が進めたワイン会社が破産している。)
だから、この本を買うなら【第3版】をおすすめする。
まとめ
今回は、投資初心者におすすめできる投資本について話した。
よくインデックス投資の勉強で勧められる本は、『ウォール街のランダムウォーカー』と『敗者のゲーム』があるけど、難しいから僕はお勧めしていない。
投資の再勉強でこれらの本を読み直してるけど、経済学の素養がない人が理解するのは難しいと思う。
正直、投資をするだけならここまでの知識は必要ないから、挫折しにくい様に分かりやすい本を勧めているのだ。
投資で重要なのは、理論より実践だ。
だから、挫折しない方法で勉強するのが大事かなと思う。
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